CodeQUEEN 2023 決勝 参加記

感想

参加して良かったです!!!



CodeQUEEN 2023 とは

ざっくり言うと AtCoder のシステムを使って行われ、予選 (ABC) 上位 50 名の日本在住・非男性が、東京大学で行われる決勝に招待されたプログラミングコンテストです。

詳しい開催理由などがこちらの予選サイトAtCoder ABC308 に書いてあります。
開催意図に共感したのと、決勝に行ける条件に合う人が競プロ界隈では少なそうだったので、もしかしたら私も決勝に行ける可能性があるかもしれないと思いダメ元で予選に参加しました。
結果、個人的に酷い結果でしたが、決勝に進むことができました…!
それだけでも驚きだったのですが、決勝招待メールやそれ以降の連絡も全て主催企業の代表である kenkoooo さんの個人名でメールが送られてきたことには驚きました…。
準備から何から個人でされたようで、凄かったです。
遠方の人には交通費や宿泊費まで支払われていました……。

決勝当日

会場の東京大学構内にある山上会館まで google map の指示通り裏口から向かったところ、休日だからか閉まっていた…ので正面入口に移動しました。
入口に近づくと早くも T シャツを着た分かりやすくスタッフの方が 2~3 人案内をしていて、迷わず辿り着けてとても助かりました。
サポートが手厚いな…と感動していたのですが、受付やあちこちにいるスタッフさんの数、飲み物をいただけたり、全員に Tシャツやスポンサーさんグッズが用意されていたり…と至れり尽くせりで開始前にもう来て良かったなと思っていました。


恐らく予選の順位順で席が決まっており、レートの近い方が近くに座っていて見覚えのある名前が多かったので安心しました。
開始まで近くの方や知り合いとお話しして、いよいよスタートです!

決勝コンテストサイト CodeQUEEN 2023 決勝


オープニング

真夏にスーツを着た主催 kenkoooo さんの司会で始まり、一気に和やかムードに。
各スポンサー企業さんによる会社説明があり、普段あまり聞く機会のない面白そうな事業の話などたくさん聞くことができました。

出場者は各自持参した PC を用意し、中には良さげなキーボードも持参していたり、PC のスタンドも色々あって観察も面白かったです。

AtCoder の akensho さんもいて、開始時間になっても特に合図とかしないので各自始めてください~のように言っていた通り、時間になっても特に合図などなしでぬるっと決勝戦スタートです。


コンテスト決勝

自宅以外でコンテストに出るのが初めてだったので全然慣れなかったです!が、なんとか 60 人弱の内 20 番目くらいで終わることができました。
初めてコンテスト中の順位表凍結も経験しました。表彰まで結果が分からないようになっていて、決勝に出ている感が感じられて楽しかったです。
オンサイトコンテストの参加自体初めてでしたが、競プロという同じ目的で集まってみんなで集中している空間を体験できて良かったです。


スポンサー企業さんのエンジニア座談会

表彰を待つ間も座談会を開いてくださって、参加者を飽きさせない工夫が感じられます…。
エンジニアに興味を持ち始めていた頃だったので、どのお話しも興味深かったです。
この座談会については、というより CodeQUEEN 全てが分かりやすくレポートされているのがこちらです。 note.e-seikatsu.info


表彰式!

kenkoooo さんが盛り上げながら発表していきます。
確か 10 位くらいから入賞として名前が発表されていきました。(ここに入れるくらいになりたいなあと思いました。)
5 位から賞金付きで、1 位まで。受賞者インタビューもあり、ちゃんと大会でワクワクしました。

(決勝の順位表は参加者以外には非公開となっています。個人的には配慮がされていて参加障壁が低く感じられて好印象で参加を決めたのですが、他のコンテストを見ても珍しいらしく、次回はどうなるんでしょう。)


懇親会

食堂に移動し、決勝に招待していだたいたのに更にこれ無料で良いんですか…??と思うくらい、オードブルやお寿司などが大量に用意されていて驚きました…!
立食形式だったので色々な人と話しやすく、名前だけ見たことのあるあのアイコンの方だ~とか、X (旧 twitter) でフォローしてるあの方だ~とか、逆に名前見たことありますって言ってくださったり、年齢層が幅広いのですが共通の話題があって飽きないという不思議な会でした。
スポンサー企業の方もラフかつ丁寧に接してくださって、現役エンジニアの仕事や採用についても色々聞くことができました。

私は現在 42Tokyo に所属しているのですが、大体の方が 42 のことも知っていて共通の知り合いのお話しなどもできて楽しかったです。
(関係ないのですが、あと 7~8ヶ月くらいで 42Tokyo が一区切りできそうなので、2024 夏以降くらいにエンジニアとして働ける場を探し始めています…!と、少しだけ)


競プロ女子部サーバーのオフ会

コンテスト終了後に burioden さんが作った競プロ女子部という discord のサーバーで発生した二次会?のしゃぶしゃぶ食べ放題にも参加しました。
CodeQUEEN の参加者もそれ以外の競プロer も一緒に 20 人くらい集まって競プロのお話しができて楽しかったです!
サーバーは 2024.1 月現在 60 人強参加していて、今でも雑談や質問などが気軽にされています。
興味がある方は X で burioden さんに連絡すると入れると思うのでぜひです。


直後の感想です。


今回は初の試みのコンテストということもあり、登録ミスや参加を躊躇った方がそこそこいたという印象ですが、灰色~橙色まで揃っているという珍しいコンテストにも関わらず誰でも楽しめる場だったと思います。
また次回があればぜひ参加したい…!と思っていたところ、次回の開催も決まったようでひたすら凄いです。
また決勝に行けるように競プロを再開したいです。